子供の腰痛を改善させるには

このページでは、子供の成長と腰痛について書かれています。

小・中学くらいで、お子様が腰痛だとすると、将来そのまま腰痛持ちにならないか？と親としては心配になると思います。

ですので今回のテーマは、子供の腰痛の続編で、腰が痛い子供が成人しても腰痛になりやすいのか？です。

特に、小中学校でもすでに腰痛で悩んでいるお子様のいる親御さんに読んでほしい内容で、腰痛を専門の整体をしている柔道整復師の院長が書いています。

お子様の健康を願う親御さんのお役にたれてば幸いです。

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子供の腰痛

部活（スポーツ）と腰痛

成長期の腰が痛いは、将来、腰痛持ちになるのか？

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結論

将来的に腰痛になる可能性を否定できない。

いきなりあやふやな表現になってしまいましたが、10代での腰痛がある人は、30代・40代になって腰痛になる可能性があるように思います。

理由は、当院にいらっしゃる方のある一定数は、子供の頃に腰痛があった人ということがあります。

＊全員ではありません。

ですので、当院は子供の頃の腰痛は、成人しても腰痛になることも十分に考えられると感じています。

とある観点が重要と考えてお話いたします。

なぜ、子供なのに腰痛になってしまうのか？

について解説します。

なぜ、子供なのに腰痛になってしまうのか？

子供が腰が痛い理由は、多岐に渡ります。

代表的なのが、姿勢の悪さです。

近年、テレビゲームやスマホが普及し、猫背姿勢になる子供が多くなっています。

よく丸くなってゲームをしているお子様を公園のベンチなどで見かけます。
 

今は、携帯性の優れたゲーム機も多く、外出先でも手軽にゲームを楽しむことができ、そのために、身体を使った遊びをしない傾向にあると思います。

同じ姿勢は、腰にかかる負担が大きくなります。

また、その姿勢が猫背のように丸い姿勢だと、腰の負担が更に大きくなるといえます。

この猫背の姿勢が良くないのに、さらに

運動不足　の問題が加わります。

この子供の運動不足は、結構、深刻のようです。

文部科学省の調べでは、昭和６０年以降から子供の体力も低下を続ける傾向にあるようです。

文部科学省
子どもの体力の現状と将来への影響

姿勢の悪化と筋肉不足は、腰痛になりやすい要因で、これは、我々、成人と同じです。

しかし、子供の時は、骨格などの筋肉が成長する過程の大切な時期です。

そのため、この時期にどのように過ごされるかがとても大切なターニングポイントにおもえます。

子供は外で遊ぶという「運動」をすることで、大切な感覚を学んでいるという側面もあります。

怪我をしないような転び方
などは代表的な事例だと思います。

身体の柔軟性がある幼少期に、転び方などの基本的な身体の使い方を学べると将来的に怪我が少なくすみます。

その意味だと、中学での部活も腰痛改善に有効だと思います。

＊あまり激しい運動はおすすめではありません。

また、部活での運動は疲労が蓄積されやす傾向もあります。

こどもは、大人と違い、疲労回復されやすいですが、キャパオーバーの運動は、疲労が蓄積されやすくなりなるります。

この時に、姿勢は更に悪くなるのと同時に腰痛になる事もあります。

このように部活にもデメリットはありますが、やはり部活を行うようにしたほうが、体力向上と腰痛予防にもなるので、部活はおすすめです。

＊この時期に、腰椎の疲労骨折の分離症にもなりやすいので注意をしてください。

この姿勢の悪さが、小中高と続くと、大切な身体の成長期に、変な形に身体が形成されてします。

これが一番、懸念材料です。

もし、お子様が腰痛で悩んでいましたら、まず姿勢のチェックからしてみてはいかがでしょうか？

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