反ると痛い腰痛の３つの正体

反る（そる）と痛い腰痛になるのはなぜ？

腰痛があった時に、腰を後ろに反ると、腰に痛みが出ることがあります。

このパターンは、当院のクライアントさんでも意外に多い腰痛です。

今回は、なぜこのように反ると腰が痛いのか？について、柔道整復師の院長がわかりやすくご説明します。

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反ると痛い腰痛の正体

これにはいおまかに３つの原因が考えられます。
 

１）筋肉や関節が固まってしまっている。
２）筋肉や関節を痛めている。
３）椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などの持病がある。

です。

では、一つづつ解説していきます。

１）筋肉や関節が固まってしまっている。

これが一番多いケースといます。

座る姿勢が多いと、骨盤は後傾し猫背なり、背骨や筋肉、関節などがガチガチに固まってしまいます。
主に、長年の慢性化した腰痛によくある原因で。
※慢性腰痛とは、腰の痛みが３ヶ月以上つづく状態

このような腰が固まってしまった状態で、腰を反る動作をすると腰に痛みが出てしまうこともあります。

長時間の立ちっぱなしや座りっぱなしは、腰の筋肉などを過度に緊張させてしまいます。

これらが続くと、筋肉の血流が悪くなり痛みを誘発したり、姿勢を維持する筋肉に疲労が蓄積されやすくなります。

そうなると、良い姿勢をキープできなくなり、背骨はくの字になり、いわいる猫背姿勢になってしまいます。

このような状態で、後方に反らそうと、試みても、固くて行かなかったり、腰に痛みがでやすい腰痛になってしまうのです。

これは、固まった背骨の関節（椎間関節という）が固まってしまいロックをしてしまった状態です。

田植えのお婆さん

最近は、横浜ではなかなか見かけなくなりましたが、田んぼや畑仕事しているお年寄りの人が、とても強い猫背になっているのを見かけた人もいるかもしません。

これは、猫背を通り越し亀背といわれる姿勢で、亀の甲羅のように背骨が前方方向に丸まってしまい、腰痛になってしまっています。

このような状態で、後ろに反らそうとすると腰の痛みがでてきます。

ここまでくると、殆どの場合、背骨が変形してしまっていることも多くご高齢者の腰痛ではよくあります。

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若い人でも反ると痛い腰痛は、骨に変形がないまでも、背骨の関節（椎間関節という）が固まってしまいロックをしてしまった状態です。

２）筋肉や関節を痛めている。

これはぎっくり腰などの炎症性の痛みによる腰痛です。

詳しくはこちらをどうぞ

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３）椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などの持病がある。

腰に何かしらの疾患を持っているときに反ると痛い腰痛になりやすくなります。

詳しくはこちらをどうぞ

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椎間板ヘルニアになりやすい人

などが腰を反らすと痛い腰痛の原因です。
もちろん、他にも原因があることがありますので、自己判断はせず、専門機関にみてもらいましょう。