腰痛へのよくある質問にお答えします！

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今回は、当院に寄せられたご質問にお答えしていきます。

腰痛・坐骨神経痛のご質問が多いので、ご興味がる方はぜひ読んでみてくださいね。

では早速

長年の慢性腰痛へのご質問

「私は、もう30年間の腰痛があります。

我慢ができないほどではないのですが、腰が重く、年に1回程度はギックリ腰になってしまいます。

どうすればこの腰痛を克服できますか？」

数十年単位で悩んでいる腰痛を改善させるには、結構コツが入ります。

そもそも腰痛は生活習慣で起こりうるのです。

それともう一つ大事なことがあります。

「我慢できる腰痛」というところです。

腰痛を我慢してしまうと余計にこじらせてしまいます。

腰痛は我慢しないことが大切で、我慢をすることで慢性化しやすくなるのです。

当院にお越しになれる慢性化した腰痛の場合のほとんどが、今まで我慢していた腰痛の人が、いよいよ我慢をすることができず来院されることが多いものです。

ですので、まず我慢（無理やり動かす・使う）などを控えることから始めると良いと思います。

今度は

お尻痛い坐骨神経痛へのご質問です。

「腰痛はさほどないのですが、お尻のくぼみから、もも裏にかけて痛みがあります。

病院では坐骨神経痛と言われました。

何か個人でできる対策はありますか？」

坐骨神経痛への回答

腰痛がなくとも坐骨神経痛になることは、多いにしてあります。

坐骨神経痛に関してはこちらをご覧ください。

坐骨神経とは

結論からいうと、坐骨神経痛は十分に良くなることができます。

筋肉を痛める腰痛などと違い、神経を痛める（炎症）のが坐骨神経痛です。

ですので、筋肉性の痛みより痛みが引くまで時間がかかります。

これは、筋肉と神経の再生能力に違いがある為です。

筋肉

筋細胞（筋線維）は、再生能力が高く再生までの時間が短くて済みます。

その為、筋肉を痛めた程度の腰痛では、さほど時間を要することはありません。

これには、個人差があります。

神経

神経細胞は、再生能力が乏しく時間がかかる場合があります。

こちらも個人差があります。

坐骨神経痛は、神経炎ですので、再生まで時間がかかります。

神経痛がしつこいというのは、これらに原因があると当院では考えています。

ですので

腰痛と坐骨神経痛は、そもそも素材ともいえる細胞が違うので、回復までの時間が異なるということを自覚する事も大切です。

坐骨神経痛などの神経のことを末梢神経といいますが、これらの神経と血管は同時に走行していることが多く、それらの血管が神経に酸素や栄養素を送っています。

ですので

個人でできる事として

・腰やお尻周りを温める

・痛みが強くなるような動作をしない

・痛みが抜けてきたら運動をする

などの対策があります。

少しづつ初めてみてはいかがでしょうか？

続いての質問です

「年に数回はギックリ腰になってしまいます。ギックリ腰はクセになるのでしょうか？」

というご質問です。

ギックリ腰の正式名称は急性腰痛といい、欧州では、『魔女の一撃』なんて言われています。

この腰痛は、急に激痛が走るのが特徴ですが、微妙にその前触れがあります。

その前触れ（予兆）は

・腰が重い

・筋肉が固い気がする

・動きがだるい

など

痛みはないが、なんとなくなりそうな雰囲気というのもあるものです。

このような前触れを気が付かずにいると、ギックリ腰のような激痛の腰痛になりやすくなります。

まず、前触れを意識しする危機管理が大切です。

それと同時に、予防するためにも生活習慣の見直しも大切です。

生活習慣を見直す事で、ギックリ腰になりにくいようになることができます。

生活習慣でこじらせた腰痛には、生活習慣の改善が大切ということです。