腰の中央部分が痛い腰痛

このページでは、真ん中の腰が痛い、すなわち、背骨が痛い腰痛について書かれています。
腰痛がある場合、右か左のどちらか腰が痛い場合が多いものです。
それにも理由があります。
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左側の腰の痛み

しかし、真ん中の腰が痛いということもあります。

背骨寄りの腰痛なので、心配する方も多く、意外に病院でレントゲンを撮ってもらうと、「骨には異常ないですね」と言われてしまうことも多いものです。

このような中央の腰痛について、整体師でもあり柔道整復師の資格をもつ院長がわかりやすく解説します。

★痛みやしびれで悩まれている方は、業界歴20年以上の腰痛専門家の柔道整復師が書いた

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中心部分が痛い腰痛がでるのはなぜ？
 

腰痛には、様々な種類があります。

それにともない、痛みにの種類も様々あります。
さらに、痛い箇所もいろいろです。

まとめると
腰痛の分類
・慢性腰痛
・椎間板ヘルニア
・脊柱管狭窄症
・腰椎分離症
・すべり症

痛みの分類
・鈍痛
・鋭痛
・神経痛
・重い
・その他、感覚の異常

腰痛の場所
・ウエスト部分くびれの左・中・右
・背中少し上
・お尻（臀部）
・モモ裏から下（腰痛からくる坐骨神経痛）

などがあります。

色々組み合わせで腰痛になります。

＊腰痛は病名ではなく、症状名です。
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では、なぜ真ん中の腰が痛くなるのでしょうか？

原因は、背骨の関節と筋肉です。

背骨のことを脊柱といいます。

この脊柱を支える筋肉に脊柱起立筋があります。

脊柱の関節
脊柱は、首の頚椎７つ・胸の胸椎１２つ・腰の腰椎５つ　から成り立ちます。
その土台が、骨盤です。

この脊柱のせれぞれの連結部分に関節があります。
この関節を、椎間関節といいます。

腰の中心部が痛い腰痛は、この椎間関節の不具合が予想されます。

＊なぜ予想という言葉を使うかというと、その他に椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などの場合があるからです。そんな時は、まず医療機関にご相談下さい。

この椎間関節の痛みの特徴は、背骨付近の痛みです。
ですので、背中や首にもでることもあります。

よく、床など硬いマットで寝てしまった時に、背中中心が痛い・腰が痛いという場合は、このパターンであることが多いのです。
この原因として、背骨が固いというのがあります。

背骨は、柔軟性のあるムチのようにしなるのが、理想ですが、これが、身体を動かさない事で、ガチガチに固まってしまい、今度は、固まっているので動かすと痛くなります。
まとめます。

・椎間関節に原因がある事が多い
・意外な病気が隠れていることも稀にある
・動かない→背骨が固まる→動かす→痛い　の負の連鎖になると慢性化の恐れ

ということになります。

背骨を支える脊柱起立筋の問題
 

脊柱を支える体幹の筋肉があります。
体幹の筋肉は、深層筋ともいわれて身体の芯の部分にあり、骨格など体重を支えてくれるありがたい筋肉です。
この深層筋は、別名インナーマッスルともいわれて、腰痛改善や予防にも関係する筋肉です。

よく腹筋・背筋を鍛えて腰痛を予防しようといった筋トレの一種です。

筋肉は、使わないと萎縮する

筋肉は、適度に運動・負荷をかけないと、筋線維の収縮力と伸長力が低下し、弱くなります。

筋肉が弱くなると、骨格をささえる力がなくなり、腰痛の原因になります。

また筋肉の力が弱くなるだけではなく、柔軟性もなくなり、固くなります。
この柔軟性の欠如も、中心部の腰痛の原因です。

まとめます。
・体幹筋肉のトラブルから、真ん中の腰痛がこともある。
・そんな時は、柔軟性がない、固いなどが原因。

です。

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筋肉由来の腰痛

ですので、腰の真ん中が痛い時は、背骨や筋肉の柔軟性の問題が多いと思います。
少なからず当院では、多いです。
その殆どが、慢性化した腰痛です。
この腰痛は、病院に行っても原因不明で終わることが多く、その中で一部分が、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症の可能性があります。

ですので、自己判断をしないことが大切です。