腰痛時のお風呂の注意点｜横浜市の整体

腰痛など腰の痛みとお風呂

お風呂で温めた方が腰痛には良いですか？と聞かれることがあります。

入浴は、腰に良い部分とそうでない部分があります。

腰痛時のお風呂のメリット

入浴すると体が温まります。

痛みは、温めると和らぎやすい性質があります。

腰などの筋肉も例外ではなく、適温で温めることにより、筋肉が弛緩し血流が良くなり、筋肉の痛みが和らぎやすくなります。

また、坐骨神経痛などの神経痛にも有効です。

なぜ、神経痛に有効かと言うと、神経と神経と血管は並走してることが多く、血管が神経に酸素や栄養素などを行き渡しています。

血流が良くなると、自然と神経にもよい作用が働き、神経痛にとってとても有用です。

また、温めることにより、リラックス効果があり自律神経の副交感神経も良い作用が生まれます。

副交感神経が高まると末梢の血管がの血流が良くなり、そうすることで痛みや神経痛に良い変化が期待できます。

温めることによって、筋肉の繊維が緩みます。そして末梢の血管の血流がよくなり神経痛にも効果が期待できます。

では、腰痛の入浴で、どのぐらいの温度が最適なのでしょうか?

痛みの度合いにもよりますが、1番良いと思うのが、気持ち良い、心地良い程度の温度といえます。

気持ちいいや心地よいは、人により個人差があります。

39度ではぬるい、41度では暑い、40度でちょうど良いと言ったように。

ご自身の最適と感じる温度で温まると良いでしょう。

この温度と言うのは、ご本人の体が冷えている状態や温まっているなどの状態により、日々変化しています。

その時の自分の体と照らし合わせて温度調整し気持ち良いところで温まるのが良いでしょう。

入浴時間は、10分、15分と決めるのも良いですが、この時間軸でも、感覚を利用すると良いでしょう。

5分ではあまり温まらない、10分で丁度よい 15分だと熱くなってしまう。

このようにご本人の感覚が1番最適だと思うところで終わるのが1番理想的といえます。

あまり長時間使ってしまうと、のぼせてしまったり、血流が良くなりすぎて、どくどくと拍動するような痛みが出る場合があります。

明らかに、筋肉が固まってしまっているような痛みの場合は、気持ちよく温めながら入浴すると翌日楽なことが多いです。

ここでも、原始的な感覚、気持良い心地良い感覚を最優先させていくことが大事です。
当然ですが、腰痛は痛みです。
痛みの反対は気持ちがいいです。
この気持ちいい感覚をうまく利用することで、痛みが緩和し動きが良くなり、良い兆しが生まれやすくなります。

ですので、入浴は、気持ちが良いことを感じながらゆっくりとリラックスし温まることをお勧めします。

入浴のデメリット

入浴の時に気をつけてほしいのが、温まることも大事なのですが、その姿勢などの体勢です。
大きいお風呂で足を伸ばして、ゆっくりと温まれるのなら入浴の恩恵を大きく受けれます。

しかし、住宅事情なので、足を伸ばせず膝を曲げた状態や背中が丸くなったりすることで、猫背のような不良姿勢になってしまい腰痛をこじらしてしまう場合もあります。
そうさせないためにも、お風呂で温まる姿勢にも気をつけていく必要があります。

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